2011/03/27


本日はSBN塚田さんとミーティングだったけれど、結局ミーティングすべき内容には触れていない。これは15年前からの事で、僕達にとって「ミーティングのタイトル」なんて、会う為の口実の様なもの。お互いその内容を十分理解しているので、ただ2人が会う事に大きな意味があり、本来の目的よりも大きなエネルギーを生む。
夜、CASPERの全ての歌詞を担当する小滝潤也氏と、RECが終わり現在マスタリング中の音源についてミーティング。僕も少し文章を書くけれど、この人の世界を見た瞬間、全く太刀打ち出来ないと感じたのを今でも鮮明に覚えている。

録音する事が決まってから僕はずっとベルリンにいて、楽曲の創作からは離れていたけれど、言葉ではなく、ただ自分のイメージを写真という形でベルリンから送り続けた。

そんな遠距離恋愛のような作業から生まれた曲や詩。
最後の曲"SCARLET HAZE"は、それぞれの脳内残像が重なり、
僕が思う以上に深く冷たく美しかった。