2012/01/09

I 4 U


いくら、素材が良くても、その素材の本当の良さをより引き出す第三者のセンスも重要です。
例えば、物凄い素材のボードでも、板単体では「個」。道具でしかなく、
誰かが手に取らなければ、1mmも、その場を動く事が出来ません。

そして、もし誰かの手に渡ったとしても、
乗り手の技術やセンスが伴わなければ、その素晴らしい素材の威力は発揮出来ず、
あの大きな山や海や空を自由に駆け巡る事は出来ません。

しかし、一度(ひとたび)素材と乗り手の意思がマッチした瞬間、
その素材は本来の素材以上に輝きを放ち、
どこかの知らない誰かにまで、感動や夢を与えたりも出来ます

素材が良い事も素晴らしい事ですが、「自らが良い素材」だと自負したら全て終わりで、
素材自体の「小っぽけなプライド」を捨てなければ、
きっと、最良のパートナーに巡り会う事が出来ません。

そう、素材(自分)自身も頑張らなければ、本人の意思とは逆行し、
結局、ただの材料のまま終わってしまうのです。

僕には才能がないので、自分が素材なのか、素材を引き出す第三者なのかは分かりませんが、
せめて、自分を支えてくれている全ての皆さんが笑顔になれるよう、
今まで以上に精一杯努力したいと思っています。

今年も宜しくお願い致します。

2012. Akiyoshi Takada : ) MADBUNNY!!!
書き初め。
smile for...★



READYMADEとQUEST TUNE、THE SHOP FOCUSの連携により新しいPAUL君が追いつきました。
お陰で10日間連続でパウダーを滑る事が出来ています。
僕は本当に色々な人に支えられています。
志賀高原。腰〜胸。雪、深過ぎで、クタクタです。
山での撮影とミーティングの毎日。
何より一番楽しみなのは、夜のご飯(お酒)

滑りはもちろん、料理やデザイン、も全て人柄だと思います。
プロフェッショナルである事は当然の上、作り手の人柄がよりそのプロダクトを引き立てる。
今日も「赤いとっくり」が似合う最高の大将とセッションさせてもらいました。
大好きな場所だから、お店の名前は内緒。
明日も朝から頑張ろっ!