2015/06/17



近所の有名レストランの料理人フェデリコが
ショーの大成功を祝ってディナーをご馳走するから店においでよ。
とスペシャルコース。
彼はベーシストで同じ歳で毎日バカやってる友人だけど、
包丁一本で世界を旅するプロフェッショナルのシェフ。
海外に住んでいる時は必ず現地の料理を食べノートを残します。
時に「?」な味や料理も貴重な経験としては最高です。
評論家ではないし、基本何でも美味しく食べれる派。なので
もちろん、選り好みせずインスタント食品も食べますし、
チェーン店のファストフードも美味しく食べます。
でも。本場に行った事もない人間の作る外来料理は食べたくありません。
何故なら僕は、最低でもその料理の本場に行き、その国の空気や湿度や匂いを
実体感した人の努力と経験にリスペクトを含めた対価を支払いたいから。
それは、僕が生業とする、アートやデザイン、ファッションや音楽、
スケートボードやスノーボードの世界でも全く同じ事。
プロフェッショナルとして対価を頂くなら、本場での経験なんて最低限のマナー。
この夏、フェデリコは日本に渡ります。
僕も更に旅を続け沢山の逆境を乗り越えたいと思います。