もし、スケートボードを持って敷地内に入っても5分ともたない聖域。
だから、結果。今まで、誰も滑れなかったし、残せなかったスポット。
今日の予定では。このスポットの予定はなかったけれど、
「今日、あそこの守衛のカーテンが閉まってたんだよね。今までそんなの見た事ないでしょ?」とTakashi。
これまで幾度となく捕まって来たスポット。
30年近く。このスポットを狙っていた僕達だから感じる勘。
確実に今日は「人の気配」が無かった。
どうせ今日も捕まるのなら。まさかの吹き抜けの地下2F。
30年スケートボードして来て初めて侵入するこのスポットで
Takashi-menのスーパークリーンなキックフリップの音が吹き抜けに響く残響が快感だった。
用意されたコースを滑る事に価値や興奮を感じないタイプ。
衝動のままに僕達の日常生活を残しているだけ。