2012/01/08
撮影中、今時こちらが恥ずかしくなるようなブカブカのウェア、
更にパーカがカチカチになっているような子達が「ここを滑るのは関係者だけだよ」とタメ口。
しかも、今カメラマンが構えている前を横切って行きました。
15年前に志賀高原がスノーボードを解禁する前からこの山に入り、
誰もが安全にパウダーを滑れるこのバーンを作ったのも僕達なんですが、
時間の流れって怖い。こうやって山が荒れて行くんだろうな。
数年前の自分なら、その場で抹殺してましたが、
大人になっちゃったのかなぁ。。。何も感じませんでした。
それより、その直後に会ったおじいちゃん3人がレストハウスからそのバーンを見て
「あんな所いつか滑りたいねえ、でもあそこまでは登れないなあ」って話してるから、
「ハイク5分で行けますよ。安全だから是非行きましょう」って連れてってあげた。
「いつか、滑りたい」を実現させた、おじいちゃん3人の笑顔とトラックが凄くキラキラしていて。
「兄ちゃん、ありがとう、今晩の酒は最高だよ」と。
これが僕たちの守る志賀高原。
3じいちゃんズ。やったね!