2015/03/14

僕が10才でスケートボードを始めて30年。
「いつか。ここを滑ってやる!」と思い続けて来たスポット。
ここは、某銀行敷地内。守衛、カメラ、セキュリティが最強過ぎて、
もし、スケートボードを持って敷地内に入っても5分ともたない聖域。
だから、結果。今まで、誰も滑れなかったし、残せなかったスポット。
昼。いつものコンビニでTakashiと合流。
今日の予定では。このスポットの予定はなかったけれど、
「今日、あそこの守衛のカーテンが閉まってたんだよね。今までそんなの見た事ないでしょ?」とTakashi。
2人共。ニヤリ。
とか!笑。毎回言いながら。キックアウトなんて日常茶飯事。
これまで幾度となく捕まって来たスポット。
でも。今日は違った。
30年近く。このスポットを狙っていた僕達だから感じる勘。
確実に今日は「人の気配」が無かった。
でも。僕とTakashiの狙いは。Pushする事さえ難しい1Fではなく、
どうせ今日も捕まるのなら。まさかの吹き抜けの地下2F。
まず、そこにどうやって降りるんだ?から始まり、
30年スケートボードして来て初めて侵入するこのスポットで
Takashi-menのスーパークリーンなキックフリップの音が吹き抜けに響く残響が快感だった。
僕達はスケートボードでもスノーボードでも。
用意されたコースを滑る事に価値や興奮を感じないタイプ。
これまでも。今日も。
衝動のままに僕達の日常生活を残しているだけ。