2015/07/12




今日はTATA CHRISTIANE:Rico.の撮影をしてから
友人がやっているクラブへ。
このハコはシュプレー川に面した高架下で窓の下はすぐ川という最高の立地と眺め。
今日はアコースティックのオープンマイクイベントで、
プロからアマチュアまで同じセッティングでそれぞれ個性的なパフォーマンス。
普段は農家のおばちゃんがキメっキメのキレッキレで絶叫する姿に感動した所で…
外は突然のスーパー暴風雷!!!で一時中断。
お客はクラブから一歩も出れない監禁状態で。
そこら中に落ちる雷に数百人が超盛り上がり。
そこでハプニング発生。
雷で盛り上がり過ぎてJulie(TATA CHRISTIANE/AUTIST)のお気に入り
僕が2年前にプレゼントしたキャップにお客の手がぶつかりキャップはシュプレー川へ。。。
僕は落ち込むジュリーに「メッシュキャップなんてまたプレゼントするよ」と言ったけれど。
「Akiからもらったキャップは私達の絆、私達もファッションブランドをやっているから、
メッシュキャップの対価ではなく、Akiが身銭を切ってプレゼントしてくれた大切さが分かる」と
ジュリー。
その落ち込みを見たクラブのオーナーが、皆の「死ぬからやめろ!」という言葉を振り切り、
なんと、嵐で濁流のシュプレー川に飛び込みキャップを救出しジュリーの手元へ。
涙。
僕はアパレルブランドを17年やっている。
これまでにもプロアマ関係なく数えきれない人を気持ちでサポートし、
自分の人生の一部でもあるプロダクトを支給して来た。
もちろん、サポートされる事にプロ意識を持って活動や発信してくれてる人。
今ではサポート関係でなくても17年前に渡したTシャツを今でも着てくれてる人に感謝しきれないけれど。
プロでもないのにサポートされているにもかかわらず、
上等な口上ばかりで、結果プロモーションすら出来てない輩も多数いた。
たかが。ステッカー1枚?Tシャツ1枚?メッシュキャップ1個?
僕はここベルリンで。
本来、当たり前である大切な姿を目の当たりにした。
明日も更に!精一杯頑張ろう!