2011/03/03
僕の本性。
秘めたるイマジネーションの源。
ジャクソンホールやユタのビッグマウンテンを攻め続けるプロライダー?
デザインと写真を生業にしロンドンとベルリンで生活するアーティスト?
たしかに全て現在進行形であり社会的な僕の姿かもしれません。
ただ、そんな僕の生活はそんなにオシャレでカッコイイもんではありません。
3月5日。精一杯真っすぐ発信しますので何かを感じ取って頂ければと思います。
もの作りと真剣に向き合ってるからこそ、協賛スポンサーの名前をエサに集客し大切な商品を客席に投げ込むようなクダラナいイベントがどうしても許せない僕。
二言目には「シーンを盛り上げる」だの「地元が」だの・・・きれいごと。
ふざけるな。
洋介くんとは十代の頃からの付き合い。
お互いがそれぞれのフィールドで暴れてる事を確認しながら歳を重ねて来た。
ビール55杯目くらいの所で洋介君が言った。
「レジェンド達も沢山集まる。本当にジャンルを超えたいから天神平バンクドスラロームでMADBUNNYの表現をしてくれ」と。
その話を狙って同席させた濃いメンツのニヤニヤした顔は今でも忘れない。
僕の表現。
多分誰もが「アーティストMADBUNNY」という表現を期待する展開だったが、
その時、僕が直感したのは「音」だった。期待を裏切るという意味ではなく、ただ「直感」
大切な行事なので自分のルーツである音で関わりたいと直感したのかも知れない。
ビール65杯くらいまでの間で夜中にも関わらずバンドのメンバーに連絡。
実は5日。レコーディング初日にも関わらず「LIVE」を取ったメンバーの直感にも感謝。
本当は今日、マットやサムが来てミーティングする予定だったが、
ご存知の通り天神は雪。明日のお祭りを安全に開催する為に寝る間も惜しんで作業に徹するとの事。
この情熱を夜まで繋げます。
大会への参加、不参加など関係なく。
来場する全ての人へ。
山での滑り、アートや音楽や生活も、島国ニッポン特有の「ジャンル」というリミットを設けてしまう事で一気に世界が狭まってしまいます。どんな場所でもどんな音でも楽しめる引き出しを持つ人が本当に素敵な人生だと思います。ジャンルというワードから派生する「喰わず嫌い」「見なかったから認めない」は絶対に無し。レジェンドだか何だか分からないけど、関わる全ての本気をお互いで感じ合えればと願います。
程よく酔った頃、心地良いメローなフローをお届けします。
それでは、当日、全開の笑顔で。